ぐるぐるつづる書きため帳・ネタ使うときはお声かけください
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
なずなは胞子のように伸び
雨粒ひとつ受け皿に
からだ反らしてまた直る
僕は羨みそれをみた
つつと窓際垂れしたる
あまりにさみしい六月だ
春の七草二席め
いつか鳴らしゃる音きいた
僕は頬杖飽きてきて
柱みたいによけられる
紫陽花ぼんぼり櫛飾り
雨傘開かないこのところ
渇いてしまうと思いじし
何もしないで僕だった
ててを差し出す空っぽに
あまりに眩しい六月だ
土の匂いで色かわる
青赤むらさきその合い間
肌色焼けない僕の声
いいないいなと漠然だ
夏めきがてらの空日照り
雲はちっとも集わない
喋らぬ喉が涸れている
いつ降りますか青梅の
ととと二粒おちてきた
僕はじりりりそれを見た
知らない鳥が飛んでいく
ひとりぽっちに見下ろされ
沿わず交わさず向こう空
じき雨おちる雲流れ
じき外れしろ僕の青
雨粒ひとつ受け皿に
からだ反らしてまた直る
僕は羨みそれをみた
つつと窓際垂れしたる
あまりにさみしい六月だ
春の七草二席め
いつか鳴らしゃる音きいた
僕は頬杖飽きてきて
柱みたいによけられる
紫陽花ぼんぼり櫛飾り
雨傘開かないこのところ
渇いてしまうと思いじし
何もしないで僕だった
ててを差し出す空っぽに
あまりに眩しい六月だ
土の匂いで色かわる
青赤むらさきその合い間
肌色焼けない僕の声
いいないいなと漠然だ
夏めきがてらの空日照り
雲はちっとも集わない
喋らぬ喉が涸れている
いつ降りますか青梅の
ととと二粒おちてきた
僕はじりりりそれを見た
知らない鳥が飛んでいく
ひとりぽっちに見下ろされ
沿わず交わさず向こう空
じき雨おちる雲流れ
じき外れしろ僕の青
PR