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ましろのあめ玉かじったら
固いミルクの味がした
ましろのあめ玉かじったら
口にお砂がひろがった
ましろのあめ玉かじったら
花のしおれた匂いした
あのこにもらったあめ玉だ
ちゃんとぎりりと咬んでやる
しゃりしゃり喉をくだってた
かろかろいったあの音を
ころがせなくてもわすれない
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02/白のあめ玉
Title by.メノウメロウ http://emu.michikusa.jp/
遠くて高くて
誰でも見てないものがある
近くて低くて
それそれ山とありますから
僕はできるだけしゃがんで地面を見ています
僕らが見れるの
せいぜい体のまわりくらい
力をぬいてよ
かたくな体じゃ目もつむる
僕はできるだけ傾げた体で見ています
僕らはがんばる
ぐるる見渡しゃ目がまわる
こわがることない
前向いてもそう短くはないよ
僕はできるだけ子供みたいな目をしてる
この顔はっぱの
めんたま模様じゃありません
僕らはふんばる
目に足つければ見えること
僕もめがねしてそれでもおっちらがんばります
できるだけ前へ
進んでしっかり見ていましょう
お空への高さ
くらべてそれでも前へ舞え
僕は夜だって見えない星でも知ってます
僕らはいつでも
なんにも意味なくあるでしょう
それでもなるたけ
前見てあるけばそれでいい
僕たち見ていりゃ残るなにかもあるでしょう
明日のお空をたのしむこころをつなげます
明日も気張らず元気でそれなりいきましょう
おどる おどる
ばねの心で
はずむ はずむ
つよい手足で
とんで おりた
すたり地に足
ひそむ はしる
ぎりり爪あと
ないた ないた
つがう相手に
かじる はらむ
あとは生むだけ
あそぶ あそべ
ぜんぶ知ってる
まるめ わらう
いまに生きるの
きっといつでもかわらずに
あなたもきっとあたまのなかで
すまわせているのむしひとつ
あなたはしいつにぎりしめてた
あなたはしらずにぎりしめてた
あおむかせたかおしゃくりあげ
うつむかせてまたしゃくりあげ
ひとこいしやとむしがなく
あまたのひとのあたまのなかで
きっといずれはかわらずに
あなたのかってるむしじゃなく
わたしのむしもだなきじゃくる
ほほをつたってしたたりおちる
みずたまひとつなんになる
みみにはいってしまったことが
きにさわるのがいやになる
こういうさびしいよるだから
ぼくらはもっともぼんくらだ
ずっといつまでかわらずに
ぼくらはそっとうしたふりだ
いっそきえたららくになる?
うすいすいちょくへだてては
つかむことないてをあげた
まうえのすいへいへだてては
とどくはずないてをのべた
つかまるわけないてをふった
にじゅうごじはんのきゅうえんだ
ひとこいしくてぼくはなく