ぐるぐるつづる書きため帳・ネタ使うときはお声かけください
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常温の水
踵の下
温るい空気
吸ってく甘苦
歩いていけると思ってた
巧く歩いてると思ってた
傲慢だったねえ
周回遅れ靴に小石尖って
初めて空を見た
癇症の痣
顎の中
怖わい世間
擦ってく短躯
歩いてたんだと思いたい
巧く歩いてたと思いたい
緩慢だったねえ
こんな程度グズり遂にへたりこみそう
そんでも嘘はない
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あまねく苹果の空の下
見知らぬ鳥が遥か上
世界を照らす天幕は
一枚布のしぼり染め
くるくる回っておりました
電線伝っていきまして
地べたに管など這いまして
水も油も渇くまで
僕らは頼っていくでしょう
いつまで回っておりますか
一匹限りの犬でした
かあいそうでした泣きました
山猫軒じゃあないですが
冷めた豚など食べましょう
それでも回っていきまして
電車はがたんといいまして
飛行機びゅんとか飛びまして
ひずみもあぐらで閉じこめて
いつまで堪えていくでしょう
いつかも回っていましたか
皆にお礼を言いましょう
許されましょうとなさらずに
頭を下げたら生きましょう
あなたの苹果が割れるまで
まだいま回っていますでしょう
精神的纒足が
なされてしまっていて
てんで17歳児で
きもちがわるいのです
本当はまだあの赤い
四角い箱を背負って
川沿い歩いていって
いかなくてはいけない
本当はもうあの赤い
四角い箱を背負って
川沿い歩いていけば
いいよなものではない
こむつかしい言葉も
みんな欺瞞です
みんなつくろいの
かっこうよく見せたい
だけの文言です
泣いています
泣いています
わたしがわるいのです
って
言ってもな
言えたらな
なんのてらいもない
子どもであったらな
むりだな
おなかがいたいです
ぐるぐるまわります
大仰に言うような
ものでもないわけです
ちいさな靴のままで
座っていただけです
明日には忘れるような
子どものはらいたです
でも今 泣いています
だけです
なされてしまっていて
てんで17歳児で
きもちがわるいのです
本当はまだあの赤い
四角い箱を背負って
川沿い歩いていって
いかなくてはいけない
本当はもうあの赤い
四角い箱を背負って
川沿い歩いていけば
いいよなものではない
こむつかしい言葉も
みんな欺瞞です
みんなつくろいの
かっこうよく見せたい
だけの文言です
泣いています
泣いています
わたしがわるいのです
って
言ってもな
言えたらな
なんのてらいもない
子どもであったらな
むりだな
おなかがいたいです
ぐるぐるまわります
大仰に言うような
ものでもないわけです
ちいさな靴のままで
座っていただけです
明日には忘れるような
子どものはらいたです
でも今 泣いています
だけです
足元くるり うずくまる影
歩く僕より 僕をしている
空を仰げば 晩夏のはしり
むかつくくらいに さえた青だな
伸ばした手の熱 邪険にする恋
鳥が一羽で駆っ切っていく
そら
僕ら急き立てられるまま
地べたふらふら 空ゆらぎ
いくらかそれでも鳶に体もゆだねたくなるだろ
あくまで向こうの他人のことばに捌かれて生きてる
歩く僕より 僕をしている
空を仰げば 晩夏のはしり
むかつくくらいに さえた青だな
伸ばした手の熱 邪険にする恋
鳥が一羽で駆っ切っていく
そら
僕ら急き立てられるまま
地べたふらふら 空ゆらぎ
いくらかそれでも鳶に体もゆだねたくなるだろ
あくまで向こうの他人のことばに捌かれて生きてる
なずなは胞子のように伸び
雨粒ひとつ受け皿に
からだ反らしてまた直る
僕は羨みそれをみた
つつと窓際垂れしたる
あまりにさみしい六月だ
春の七草二席め
いつか鳴らしゃる音きいた
僕は頬杖飽きてきて
柱みたいによけられる
紫陽花ぼんぼり櫛飾り
雨傘開かないこのところ
渇いてしまうと思いじし
何もしないで僕だった
ててを差し出す空っぽに
あまりに眩しい六月だ
土の匂いで色かわる
青赤むらさきその合い間
肌色焼けない僕の声
いいないいなと漠然だ
夏めきがてらの空日照り
雲はちっとも集わない
喋らぬ喉が涸れている
いつ降りますか青梅の
ととと二粒おちてきた
僕はじりりりそれを見た
知らない鳥が飛んでいく
ひとりぽっちに見下ろされ
沿わず交わさず向こう空
じき雨おちる雲流れ
じき外れしろ僕の青
雨粒ひとつ受け皿に
からだ反らしてまた直る
僕は羨みそれをみた
つつと窓際垂れしたる
あまりにさみしい六月だ
春の七草二席め
いつか鳴らしゃる音きいた
僕は頬杖飽きてきて
柱みたいによけられる
紫陽花ぼんぼり櫛飾り
雨傘開かないこのところ
渇いてしまうと思いじし
何もしないで僕だった
ててを差し出す空っぽに
あまりに眩しい六月だ
土の匂いで色かわる
青赤むらさきその合い間
肌色焼けない僕の声
いいないいなと漠然だ
夏めきがてらの空日照り
雲はちっとも集わない
喋らぬ喉が涸れている
いつ降りますか青梅の
ととと二粒おちてきた
僕はじりりりそれを見た
知らない鳥が飛んでいく
ひとりぽっちに見下ろされ
沿わず交わさず向こう空
じき雨おちる雲流れ
じき外れしろ僕の青